会議が大好きな私が、討論することが好きになるきっかけとなった銀河英雄伝説

銀河英雄伝説、田中芳樹氏が書き下ろしたスペースオペラ。

すでに、1巻が発刊されてから、驚いたことに43年過ぎようとしている。

しかし、ナショナリズム叫ばれ、極右が台頭する現在、

銀河英雄伝説は、世界的にも再度注目されている小説(アニメ)となっている。

銀河英雄伝説が、民主主義国家と独裁封建国家の戦いであり、

しかし、民主主義国家を理想的に描いていないところにあると思う。

民主主義国家に疑問を持つ人が増える中、果たして人間にとっての政治とは何かを問う物語となっている点で、再評価されてるのであろう。

会議は嫌いって人は、とっても損をしている

私は会議がとっても好きだ。

会議と言うと、嫌いだという人が多いと思う。

確かに、つまらない報告会の様な会議は好きではないが、

アイデアを出し合うような会議が大好きなのだ。

体調不良でダウン寸前でも、会議に出た後はアドレナリンが出て症状が吹き飛ぶほど。

では、会議の何がそんなに好きかというと、自分のアイデアを良い、他人のアイデアを聞き、自分のアイデアが否定され、

それを繰り返すと、ある時頭の中に、今までは考えつかなかったアイデアが浮かぶ瞬間がある。

1と1を持ってきて100が生まれる瞬間。

その瞬間、脳内の興奮物質が解放され、とてつもない知の快感が走るのだ。

知の快感を味わうと、この瞬間が病みつきになる。

なれると、毎回その様な瞬間が訪れるから辞められなくなる。

この瞬間を感じたことが無い人は、人生の損をしていると思っている。

閃く瞬間の快感は、徹夜でした銀河英雄伝説討論会

「違う意見をぶつけ合うと、脳内で新たな考えが煌め」

これを感じさせてくれたのが高校時代の夜通しの議論だった。

そう会議が好きになった理由の一つに、高校時代に読んだ銀河英雄伝説が関係している。

高校時代の友人と、徹夜して銀河英雄伝説を代々に、民主主義と帝国主義について議論した。

現在、特に極右の政権が誕生したり、日本でも極右政党が躍進している。

アメリカでもトランプ氏が大統領になりナショナリズム的な政策を推進している。

そんな中で、アメリカをはじめヨーロッパでも、銀河英雄伝説の内容が話題となっている。

銀河英雄伝説の帝国と同盟

銀河英雄伝説では、銀河帝国と同盟が長きにわたり戦争をしている。

そんな中、同時期に二人の英雄が現れる。

常勝の英雄ラインハルトと不敗の魔術師ヤン。

2人は、それぞれに戦略や戦術に秀でていて、総合的な能力では互角と言える。

しかし、その雌雄を決したのが二人の背景となる政治体制であった。

そこで、果たして良帝の独裁国家と、汚職にまみれた民主主義どちらがいいのかが議論となった。

煌めく瞬間に知の快感が脳内を走る

議論の中、友人は帝国主義の立場を取り語った。

私は民主主義陣営の立場で語る。

最初は、まったく相手の意見に賛同できないで、必死で自分の主張をする。

必死で相手の主張の反撃を考え、自分の主張の正しさを見つけだそうとする。

すると、自分の主張の粗も見えてくる。

その粗を知られないように、自分が正しい方向に議論を導く。

その楽しさもある。

しかし、議論の本当の可能性を感じたければ、

「まず、自分の主張の粗と相手の主張の正しさを認める」ことだ。

認めた瞬間、脳内で何かがつながる。

相手の主張の正しさを取り入れた、新たな論が頭の中で導かれるのだ。

この時の閃きによる脳内快楽物質の生成はやばい。

快感以外の何物でもない。

不思議な事に、それは自分だけに起こるわけではなかった。

議論の相手も、まったく同時に、シンクロするかのように、お互いの顔を見合わせる。

同じ結論にたどり着いたとき、快楽だけでなくその神秘性に魅入られてしまうのだ。

会議の中でも起こる発想の煌めく瞬間

何も、このような経験は1度きりの出来事ではない。

何度も、何度も経験している。

それは、高校時代の討論だけでなく、社会人になってからの会社の会議でも起こる。

ファシリテーション協会の検討会でも起こる。

PTAの会議でも起こる。

この閃きは、様々な問題を解決する糸口を何度も見つけだしている。

会議を嫌いにさせる会議はもったいない

会議は本当に面白い。

快感でもある。

会議を嫌いにさせるような、そんな日本の会議は日本の発展を妨げている。

もっと面白い、快感になるような会議をおこなえば、日本は再び経済大国へ返り咲けると思う。

ただいま、Batoるfield

batorufield.comは、以前私がブロブを書いていたドメインです。

結構長い間書いていたのですが、ドメインの更新を執行し、流浪の旅に出ていました。

この度、本田健の #ハッピーライティングマラソン に啓発されてドメインの空きを見るとドメインが空いていることが判明しました。

これはって思ってブログを再開しました。

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